とりつきカードバトル【ルール考察】
ひとつ前の記事はとりつきカードバトルのルールの説明でした。
今回はルールの考察・分析です。
前の記事でも軽く触れましたが、このゲーム、妖怪が何体気絶してもダメージにはなりません。
極端な話、後衛に妖怪が居続ける限りは負ける(ダメージを受ける)ことはないのです。
つまり、守る側としては簡単には倒されない強力な妖怪を後衛に3体揃えるか、召喚コストの低い妖怪を後衛に召喚し続けて盾にするのがよさそうです。
攻める側は、「召喚コストの高い妖怪で相手の召喚コストの低い妖怪をぶん殴ってターン終了」という状況を打破できる戦術が必要になりそうです。
また、バトルは基本的に「前衛vs後衛」という図式で繰り広げられるため、相手の前衛にいる妖怪を能動的に倒す手段はこのゲームにはほとんどありません。
なので、厄介なスキル効果を持つ妖怪を前衛に召喚できれば一気に試合展開が有利になりますし、逆に、前衛に厄介な妖怪を召喚されたときに対抗する手段はあるか、というのはとても重要です。
ルールから見えてくるのはだいたいこんなところでしょうか。
では、実際に相手にダメージを与える方法を考えてみます。
考えられる方法としては、
・相手より早く妖怪をどんどん召喚して相手が妖怪を揃える前に速攻でダメージを与える
・相手の後衛より多い数の妖怪で殴る
・妖怪で殴る以外の方法で相手の後衛を休憩状態にする(もしくは気絶させる)
・ブロックできない攻撃をする
・妖怪の気絶をダメージに直結させる
・問答無用にダメージを与えるスキルを使う
こんな感じです。
速攻は分かりやすいですね。
たとえば、先攻でコスト1の妖怪を召喚し、後攻の相手が妖怪を召喚できなかった(コスト1を最初に引けなかった)場合、次のターンに妖気2枚使ってコスト1の妖怪をさらに2体召喚すれば、妖怪3体でアタックして3ダメージ確定です。
2ターン目、妖気ブーストがあるので恐らく相手は妖怪を召喚できるでしょうが、仮にコスト4や5の妖怪を1体後衛に召喚したところでこちらの妖怪3体のアタックは防げません。
この速攻の存在もあり、とりつきカードバトルは先攻がかなり有利な気がしています。
そして、先攻だろうが後攻だろうが最初の5枚のドローでコスト1の妖怪は必ず引き当てる必要がありそうです。
つまり、最低でも「デッキの総枚数÷5」枚はコスト1の妖怪を入れておいた方がいいということですね。(デッキが40枚ならコスト1は8枚)
また、
ダメージ=アタック可能な妖怪の数-ブロック可能な妖怪の数
ですから、相手のブロック可能な妖怪の数をこちらのアタック可能な妖怪の数で上回ればダメージを与えられるといえます。
相手の後衛の妖怪を休憩・気絶状態にするイベントカード(あ、ポン!や謎の少年など)を使ったり、自分の前衛の妖怪を元気にするスキル効果を使ったり、ヤミキュウビのように後衛からでもアタックできる妖怪を使う、などの方法があります。
また、【隠密】や【追撃】はダメージを与える手段としてかなり強力です。
【隠密】は、隠密を持つもしくは同じ種族の相手以外にはブロックされないという能力で、防げる妖怪を召喚できないとそのままダメージが通り続けてしまいます。
似たような能力としては、ふぶき姫の「戦250以下の妖怪でブロックできない」なども強力ですね。
【追撃】は、バトルで相手の妖怪を気絶させればダメージを1与えるという能力で、弱い妖怪で後衛を固めるという戦術が通用しなくなってしまうので強力です。
そして最後に、問答無用にダメージを与えるスキルというのがあるのですが、大妖魔ぬらねいらやスベテウバウネなどがこれにあたります。
デッキを組む際には、これらの要素を取り入れてどんどんダメージを与えていきましょう。